神業の記憶を掘り起こす

 ニッチに行こう、明日も早いからな! そんな私に対して「いやあ俺社長の息子だからさ」という、ステキワードをかまして来る憎いアンチクショウは、アレだ。アレになっちまえ! ほとんど心理テストの理屈で自身が最も嫌うアレを想像するがいい、これがな。

 と、言いたい事は既に言った。

 で、神業だ。

 神業とは何かという点については既に知っている方を対象にするつもりなので、大変申し訳ない。

 もしもN◎VAをまったく知らない人が読み進めるときのために、あえて言うならば神業とは『ゲームで無茶ぶり出来るチャンス、三回』と理解していただきたい。

 権利ではない。(却下されることがある)

 義務でもない。(使わなくてもゲームは出来る)

 チャンスである。

 ので、そこんとこ留意して。テストに出るよ。……N◎VAの? いかんな、新参の私ではそれで平均点をとれる自信がないぞ?

 そんなわけで印象的な神業使用法。

状況:《真実》を絶対使わないと心に決めた探偵を助けるために、神業で隠された情報を“引っ張り出さず”、《完全偽装》で「実は真実はこういうことだったんだ!」と真実を捻じ曲げた。

対応:余りにも面白かったんで採用。死んだはずのヒロインの兄貴が敵の幹部として潜入捜査していたことになり、さながらここ最近のナルトのごとく。カジュアルでもなきゃ到底お勧めしがたいが面白かった。

状況:ライトニングツアーというレースに船で参加するために、《天罰》で列島みんな沈没。

対応:何食わぬ顔して「種別が船舶、航空機でないと判定にマイナスがかかります」と言ったRLの度量に惚れそう。もちろん海の上に線路を敷いて列車が走り、泳いで渡るニンジャがいたりと混乱に拍車。襲ってくるのはアヤカシになっちゃうし、猫はコタツで丸くなる。スーパーイナガキ号は丸太になる。明らかにこち亀な展開に。

状況:精神ダメージを与える神業が余ったので、ゲストに捨て台詞「ビックリしろ!」

対応:ビックリしてくれた。コレのみ自身の経験だ。どうしても猛者に見劣りするのう……。