れっつ放課後

[本]放課後プレイラストエリクサー

 家でわずかな暇時間を何に使おうかと思案の末、うっかり三機目のダブルオーガンダムを組むところだったけれど、あったね! ブログ。俺の。

 気づいたタイミングがちょうど良いから放課後プレイについて書く。

 これが実に良い。良かった。そりゃもうアマゾンにリンク貼った。

 アマゾンの血がでそうなくらい鮮度の良いレビューに一発で満足しかけたが、負けずにこの漫画をホメておきたい。ホメずにいられない。

 まあね、そりゃ人を選ぶ漫画だよ。

 登場人物は野郎(オス)と美女(黒髪ロング・黒ストッキング・ツリ目)だけ。電撃プレイステーションの小冊子で連載されてたからトーンだとかそんなもん無い画面だし、コマ割は四コマ漫画だし、どっちも学生服だから基本画面は黒い。ゲームばっかやってる野郎の部屋に美女が遊びに来てほえほえ遊んでるだけだし。マニアックなゲームの小ネタは入ってるし。ラブってコメってさらにはEROいし。

 そう、車にたとえるなら軽量オープンカー。ゴルフバッグを積もうとか大勢で乗ろうとか、そういう万人受けする要素を頭っから蹴っ飛ばし、好きな奴だけ堪能してねって奴だ。

 ああー、俺は大好きだ。そのスパルタンなトコロはご褒美だ。

 とにかくこの漫画の魅力のほとんど全てを稼ぎ出しているのは美女様だ。猫のように気ままで元気でちょっとツンとした振る舞いが、ちょいとほぐれると……もうただのわんこだ。頭なでなでされるだけでもー為すがまま、超幸せそうにほっぺた赤くしてしまう。猫派と犬派は対立する必要なんかなかったんだと、言葉でなく心で理解した。ツンデレというよりはぬことわんこを合わせた新しい言葉の発明を要求したい。そしてその表現を捧げたい。