「うわー俺今スポーツ漫画みてえ」ってな

 率直な話、メシ食いながら見る話題ではないからな! お前のために言ったんじゃないからな!

 これだけデレてさしあげたので、ここから見る奴はヒューマンダストな奴しか残ってないはずだ。ライク俺。

 よーしサクっといこうか。

 あんまり疲れていたので、帰り際にコンビニに寄ってパンを食べる。

 リバース。

 なんだと、この俺様が……疲れすぎて気持ちが悪いだと!?(何故かDIO)

 自分の状態をチェックしながら思い出したが、『なぎさMe公認』の野郎キャラが、トレーニングでクタクタになって「うーん、僕ご飯食べれナーい」とか言ってたシーンがあったなあ。

 漫画とかでさ、真面目な展開で主人公が『恐怖』とか『疲労』、ないし『感動』の余りリバース(哲学的表現)するのはどうにもカッコよさを感じる私だが、現実世界でのリバースに対してはさほど……というかまったく……感動を覚えない。

 むしろ自分の身に照らし合わせて考えると、

「ヤバイッ! どうしようもなく気持ち悪いッ!」→「トイレを探そう」→「今ノドまできたな、冷静に対処するんだ往来で無様な姿をみせられん!」→「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」→「……ッ!(ダッシュ中)」

 と、感動もクソもない切実な戦いのメモリーしかないぞ。正確かつ高速で繰り広げられる機械的作業に対し、情動を歓喜せらるるような人間ではないようだ、特に私は。

 しばらく休んでいたら回復した(主観)ので、とっととお家に帰る。

 最近疲労回復には笑いが必須であると気づいたために、家ではルルーシュ潤R2を見たりバカとテストと召喚獣を読んだり回復手段の充実を図っているところだ。今回記した二つの作品の共通点は『エロい』『主人公が女装似合う』『主人公がホモ疑惑をかけられる』『巨乳ヒロイン◎』という点なので、センター試験で高得点を狙うならば確実に見ておく必要があるだろう。もし自分が高校生だったときにこの二つがあったならばオックスフォード大学を狙えたかもしれないと思うと、少しばかり未練が残る。今まさに受験生となっている方々には是非、これらの作品を見て雄飛の機を得て欲しいと思う。

 しかし近郊の図書館はどうしてラノベがあんなにも充実しているのだ? 参考書の隙間に終わりのクロニクルを入れて勉強してる奴とかが暗躍してるんだろうけど、私が毎月のようにラノベを『授業でつかいます』と銘打って申請していた母校ですらあの規模には及ばんなあ。佐藤大輔作品がほぼコンプリートされているところでは負けないつもりだが。<母校