ネカフェの使い方として是非第一にMT

nogibou2008-05-26


 掲げられているのは、ある時の状態を端的に示す写真である。 ・視線はうつろで何かを呟いている

 どこまでもだらだらといいかげんなS字が続く帰り道に、トゥエンティーフォー営業のネット漫画カフェがある。マッサージチェアとはそこで出合った。

 もともと某K電気店のなれの果てであったため、それはもう見ながらにして見ていない、エアーマンも倒せない状態だった。そこに私が行こうと思ったのは、何のことは無い――休みなしに働き詰で残業パラダイスだったため、ついエブリディをフィーバーでハッスルしすぎてしまったからだ。オイオイ腰が痛いだなんて、よせよ兵が見ているよ。よせよー!

 現実はいつも冷たい。

 だからだろう、いつもなら止める気が微塵も起きないローライダーカスタムのアメ車の脇に駐車して、その店の自動ド

 手動かよ!

 ドアを開けた。愛想のいいのか悪いのか判然としないハポンスマイルを一部の隙も無く見せてくれる店員と二秒で会話、マッサージチェアの対面部屋をリザーブ。その部屋なんざそれこそ一瞬も着座することなく、日本語名:全自動肩叩機に滑り込む。

 そして私は――

 ……なんだこれは?……

 ――天国を見た。 


 Q、何を呟いているのかを100文字以内でこたえなさい。

 A『分かったぞ! 完成した能力は手に入れた、新月を待つまでも無い!』
 B『あ……うあ……う……』
 C『へっへっへ、お釈迦様でも気づくめえ!』
 D『ここの答えは全て間違っているぞぉぉー!』

 そう、選んだとおりの答えだ。流石、慧眼と言うべきか。

 つまりはそういうわけで、マッサージチェア最高。