同期は皆麻雀巧者

 日ごとに太陽がせっかちになる今の時期、早起きなんざもはや楽チンである。

 そうとも気づけばぴちぴちの社会人ですよ。俺が? 俺が。いや、別におかしいことは何も無いんだ。ただ、少しだけ現実感をとっぱずした気がして。なんかのUMAのように生きていこうと思っていた、あの純朴な頃の自分に謝りたい。このパンチは仲直りの握手の代わりだって言ってやりたい。

 まあとにかくフレッシュマンの端くれとして、雑誌『プレジデント』とかを立ち読みしてみたりする訳です。フレッシュマンでプレジデントって17歳の大統領とか最前線で戦う皇帝とか、そういう在り得ない生き物を思わせるフレーズだと思う。そしてやはりというか、読んでも今のレベルではほとんどのページはあんま関わりないようだ。やっぱり年収1000万とかエリートビジネスマンになってから真の価値を発揮するのだろう。

 PEッ! (花粉症の人が杉の木を見るようなツラで)

 今のところは『トヨタ流 最強社員の仕事術』なんぞを引っ張り出して読んでいるが、いまん所は肉体労働者として野菜を弄っているのでまずはスーツを着る段階に持っていきたい。

 ところで最強社員というと、釣りバカのおじさんとかビジネスコマンドー派遣社員とかその他、最強の戦闘力が随分個性的な面々ばかりが浮かぶけど、たぶん間違ってない。

トヨタ流最強社員の仕事術 (PHP文庫)

トヨタ流最強社員の仕事術 (PHP文庫)

それにしても好みの装丁だ。そのまま共産圏の国旗に使えるんじゃないだろか。