さんざん刃(ジン)をリスペクトしている俺ですが、ジンジン言ってるうちに月刊マガジンでは大変なことになっておりました。

 さてまず、海皇記という漫画をご存知か?
 知る人ぞ知る格闘漫画の傑作、修羅の門を知っているなら説明は早い。
 その著者・川原正敏の手による海洋冒険漫画である。つまり、おもしろい。

 修羅の門なんて知らんぜよ、というのならば、とにかくどスゲえ主人公、ファン・ガンマ・ビゼンが大国相手に大立ち回りする話だと理解していただきたい。ふはは、俺の言葉を信じてもらうしかあるまいて。というかググって。お願い。

参考までにWIKIのページをコピぺ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%9A%87%E7%B4%80

 とまれ、主人公がデタラメにハイスペックなのにも関わらず、知略と武の攻めぎ合いがまったく中だるみしないのは流石の一言。むしろ、大国相手に可能な限り死者を出さずに勝利するとかさ、なんてえの? ただでさえ難しい勝利条件を自分から過酷にしていっちゃあ、いくらなんでも難易度高すぎだ。ただの天才とか超人ではスペックたりねえ。一個でいいから条件緩めれ。

 さて、ここからネタをバラす訳だが、ジンが死んじまった。
 うおおおお。
 合掌。
 良い奴だった……。
 で、最初に戻って、「――ジンジン言ってるうちに――」というところにかかって、大変どうしようもない駄洒落をホザかしていただいた。
 説明までは流石に出来ない。
 ゆるして。