自分でキャストを作るときは、意識してなくても大体いくつかのことを心がけて作っている事が多い。といっても単純なことばかりだ。例えば、社会技能は5レベル分は欲しい。3レベルくらいの得意な社会技能を持っておく。攻撃は一種類でないように。特徴付けられる技能・アイテムをひねり出す。これらが基本で、あとは高経験点キャストのときはムニャムニャ、達成値が求められるときはどーたらなどと念頭に置いている訳だ。
 なんのことはない、キャストの味付けと汎用性をどうにかしたいだけだったり。特に自分の傾向として、スタンドアローンやプロフェッショナルが多いから、自然社会技能には凝ったりするし。わざわざ特定の業界社会を3レベルで取るとかね。
 で、なんかしら弱点を作っておいて、そこを補えるような他キャストに依頼に行く、とかそういう演出が割と好き。なんというか、キャストを作ろうとするとまず弱点・欠点を考える癖がそうさせるのだろう、あれとこれは出来るけどこれはムリってキャストばかりだ。演出としちゃ汎用だけどシステムとしちゃ万能ではない、ガンダムっつーよりかザク。そういうのになる。ひょっとしたら欠点から入るキャストづくりはワリとレアなのかもしれない。
 キャストを一から作るのがかなり得意で、20分かそこらで結構気に入るキャストが作れるのを密かに得意技みたいに思っているんだが、先の話は案外理由の一つなのかもしれない。ちょいと疑問に思ったね。