世の人々は大抵スーパーロボットと言ったら、最近でたJとか第三次aとかやっているであろうそのときに、今更ながらスーパーロボット大戦64を遊ぶ俺の根性曲がりっぷりはどうよ?(どうよと言われても)
 そんな世捨て人ならぬ世捨てゲーマーらしく、意味も無くやさぐれ口調でくっちゃべろう。
 付け加えておくが俺がこれまでゲームに対して支払った時間がどれほど多大でつぎ込んだ労力がどれほど大きかろうが、通りを行く身だしなみのいい紳士がこちらと話したいなんてこれっぽっちも思わないって事はとっくの昔に了解済みだ。
 とりあえず俺が64で最初にぶつかった障壁は先祖帰りのショックだ。主人公すらボイスがないってのは第三次aまで知ってる身にはほとんど退避した記憶を掘り起こすような感覚を憶えるってもんなんだ。まあ三ステージもクリアすればそんなことはいずれ気にならなくなる。そこは流石にムゲゾルバドス帝国に占領された地球から始まるだけのことはある……しかしダンクーガはつくづく愛されてる。aじゃ最強ユニットの一つだし64じゃメインストーリーの一つ、第三次aでも重要な敵の一つだ。スパロボは精神コマンドが沢山使える奴は問答無用で強いもんだが、それと機体の強さが高レベルでまとまってるあたりやはり寵愛が深いんだろう。
 精神コマンドといったらコスモクラッシャーなんてひどいぞ。ただの戦闘機なのに五人乗ってるからムダに使える。そうだな……「敵いやがらせ指数」というものが存在するなら「渡ろうとした瞬間赤に変わる信号」なみにはムカツくだろう。ないしは「タイムパトロールに捕まって未来に強制送還されるドラえもん」。ホントに漫画原作ではあったりするんだぜこんなのも。単行本にゃならねえだろうけどな。
 話が大きくそれたがスパロボだ。そうだな、あと64で目新しいといったら、改造するとMAP兵器になるもんが随分あるってことだな。ブレストファイヤーがMAPになったときは目の玉がひっくりかえりそうになった。なにより聖者の墓なみに上手くかくされてたのはMkⅡの拡散バズーカがMAPになるってやつだな。あんなもんよほどのMS好きじゃなきゃあ、お釈迦さまでも気がつくめえよ。
 また長くなった! アレコレ言うよりさっさと結論を出しておこう。スパロボ64は面白い。ただし、第三次aとかやる前にやっといたほうが馴染みやすいってことはあるだろう。なんとなくタクティクスオウガみたいなシナリオだったし、個人的にはベストっつってもいい。ナウ64! オアダイ!