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ドラゴンな勢いで映画見てる件について書く。
『仮面ライダー響鬼〜七人の戦鬼〜』は七人のサムライの代わりに鬼を集めて魔物をぶっ飛ばす話だ。とりあえず序盤、死ぬほど適当な理由で集まってくる鬼達の仲良しっぷりに脱帽しとけ。
脚本家・井上の陰謀というかスタイルは健在だ。普段素敵なオトナたちを見るために響鬼見てるモンとしては、その、少し、呪詛を吐きたくなった。七人で力を合わさせてくれよ、頼むから。
まあ響鬼さんがいつも通りかっこよかったんで取れ高は良かった。しゃくなのは、一応二本立てになってたからか、マジレンジャーの後に響鬼が流れる訳で。それがどうなるかっつうと。
子供らが響鬼になってから急速にやる気を失っていくのがわかる。
やはりマジレンジャーどもは戦闘多すぎだ。あのテンションから時代劇風味のかかった世界に跳んだからだろう、ブラックアウトを起こして(寝落ち)行動不能に陥った領機が多数。子供らにここは早すぎたか。
ついでだ、随分前に見たチャウ・シンチーの『食神』が面白すぎた件にも触れねばなるまい。
少林サッカーで全国の劇場に一体感をもたらした監督の初期作品の一つ、なんだが、少し聞きかじった人なら知ってるだろうが「ミスター味っ子」「中華一番」のあの系譜をまんま映画にしたようなシロモンだ。
スバらしい。
話としちゃあシンチーの主人公が大富豪から大貧民に転がり落ち、そっから起死回生の超料理で料理対決になだれ込むってトコだ。まあそれはいい。それより料理だ。料理シーンでCG使うのは分かるが試食シーンでもガンガンCG使う。なんというべきか……審査員が肉の上を転がる。お前が食われてんのかよ、とか無粋な突っ込みをいれたくなっちまう。実にバカで良かった。
ところで、カンフーハッスルのCMってもう流れてないのか? あの曲がいまだに脳にこびりついてるんだが。
エヴィバディワズカンッッフーファイッティーング!