東京都立大学にて

 内田樹先生の講演を拝聴してきた。お題は「学びのコミュニケーション」。
 聴いていて本当に思ったけど、先生の話術はすごい。なんて話が飛んで、しかも見事に着地することか。都内の大学の改革から、仏文の話、ビジネスマンの論理、武術の術理ときて阪神大震災の経験を絡めて、学びの要諦は師弟関係の理解からである、という話を仕立て上げるんだから、なんというかもう、うん、すげえ。

 どうにか少しでもご利益がないかと、さし当たっては話術を磨くべく、落語を聞くぐらいしか思いつかねえ自分の頭が情けねえー。
 とまれ、凄ーく面白い話でありました。