ここ暫くで読んだ本をまとめてオラオラオラと。

直観でわかる数学

直観でわかる数学

作者の畑村さんが「失敗学のすすめ」を書いていた事を思い出し、タイトルの機微にもノって読了。ぶっちぎり文系ァーズの俺でも「ほーう、数学ってのはこういう事が言いたかったのだね」などと言う、はたから見たら即殺されそうなリアクションが取れる。それぐらいわかりやすいんで、「多少甘めの表現に変えてあるのだろうか」とか思うくらい。いや、教科書に沈没する類の生き物だったからな俺。ともかく、計算はからきしだがこういう数学的感覚には興味があったんで、あとでもうちょい調べてみるべえ。

いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)

いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)

哲学を気軽に面白く供する事にかけては日本有数であろう、内田先生の対談本。しかし先生、数年前までぜーんぜん本でなかったのに、最近はパカスカでるなあ。内容は帯見たほうが早いが、ともかく浄土真宗について何も知らない哲学の先生が、仏道のプロフェッショナルにあれこれと質問を繰り返しながら話を進めていく形式なので読みやすい*1。いつぞや朝日の書評にマジメな奴が載ってた*2ので、俺はこの程度の妄言でかえさせて頂く。

*1:対話形式がやったら読みやすいのはTRPGリプレイ読んでる影響であろう

*2:考えて見りゃタイムリーな話だ