今日の予定

 友人の家にTRPGに行ってくる。今日もN◎VAのルーラーだ。ルーラー経験だけなら半年だけでも二十回よゆーで越えとる。ほとんど学校の部活レベルで集まってる。
 思い返せば始めてN◎VAやったときゃ、前日にルールブック買ってそのままオリジナルシナリオ作って寝ないで友人宅に行ったっけなあ、バカだなあ俺(ため息)。それまでろくにTRPGの本も読んだことなかったというのに、実際アホな真似をしたもんだ。マジで半年前だし。去年の夏のくそ暑さを満喫しながらひーひーシナリオ書いてた記憶がある。
 ま、今となっちゃダイスがとりあえずポケットのどっかにゃ入ってるような奴となった訳だが。FEARには足向けて寝れないな。
 ――そうそう、エンゼルギアのサプリとかまだ出てないな。まだー?
あ、以下は今日やる奴のハンドアウト。前回やりそこねた。
蒼穹を馳せる白、海神を抜ける黒。新鋭機と新鋭艦がジャックされ、N◎VAへと特殊弾頭を照準する。難攻不落の海の城を落とすため、選び抜かれた精鋭達。虚虚実実の駆け引きを越え、トーキョーの命運を双肩に背負い、異端の空を翔けぬけろ。

トーキョーN◎VA The Detonation「宵闇のイージス

クロマク フリー 目の前には幾多の機密書類。上げた視線の先には和泉藤高のホロヴィジョン。和泉がだしぬけに話し始めた内容によれば、日本軍の新鋭艦が何者かによって占拠されたという。そして、ネゴシエーターとしてN◎VAの人間を要求しているとも。「事態は急を要する。君に交渉を依頼したい」

カゼ フリー マルチドライバーである君は、今回船舶の運転を依頼された。なんでも軍事に関わるとの話だが、そんな程度の危険な話、はいて捨てるほど転がっている。君はいつものように二つ返事で引きうけた。

アラシ フリー ブラックハウンドに包囲され、突然セットされた脳内爆弾。普段あまり真っ当な商売は営んでいないとはいえ、これほどの仕打ちを受ける憶えはない。そんな君に向かって一言、「解除方法は任務の完遂のみだ」――稲垣は下卑た笑いを浮かべた。「指令を与えるぜ。最新鋭艦“ガイスト”をぶっこわせ」

カゲ フリー かつての同朋の最終目的をつかんだ君は、それがN◎VAの壊滅を手札にした命がけの交渉であると知る。そんな事はさせない。させるわけにはいかない。かつての同朋を手にかけた贖罪か、それとも依頼を完遂すべしとの矜持か。君は海原に垣間見える戦艦を見据えた。

クグツ 千早重工後方処理課第三班 社長室に呼ばれた君は、いきなり書類の束と、奪われた日本軍トライアル機を回収せよという命令を与えられる。しかも時間制限つきだ。いかなる命令にも従うのがクグツの定め。君は即座に行動を開始した。