信じられんね。

 毎度毎度ブックオフに行くたび幾たび思うのだが、どうしてこうも格安(というよりもはや捨て値)でハードカバーやらなにやらが売っているんだ。日本文学全集だってバラでいいなら105円から買えるのだからとんでもねえ。今日買った虚無への供物*1神州纐纈城とかだって、ふつーに買ったら幾らになるんだクソッタレー、てなもんである。
 ともあれ、切ない懐事情を鑑みるに、ギャツビーやらライ麦やらトニオやらが缶ジュースより安く買えるご時世、ありがたく座右の書*2を増やすことが出来るわけである。安く買った分はせめて、その金額の何倍か読み込むことでお茶を濁してもらいたいと切望する所存。
me「ようするに、なんか罪悪感を感じるほどに安くないかい、古本」
奴「ナニ言い出すのかさっぱりわからない〜ドランカーシェイド頭イタかゆーい」
 ……俺、今凄い言葉聞いたよ?

*1:名作って聞いてたが結局こうして買っちまった。罪深いぜ

*2:文字通り