入力と出力

 人間、大体食ったもんでしか動けないし、運動せねばひ弱になる。これは誰でも一緒だろう。食ったもののエネルギー分しか動けないし、いつも当たり前にやってる事で無くちゃイザという時出来ない。カラダってのはそういうもんだ。
 同じ事は脳みそにもきっと当てはまる。これまでに知った事で無くちゃ、思い出す事も何かと関連付ける事も出来ないだろう。日頃から考えている事で無くちゃ、巧いやり方や捻った方法にも気づかないだろう。
 つまり、入力した分しか出力は出来ないんじゃなかろうか、と思うわけだ。
 ビジネスマンの心得かなんかを書いてた本で、十分間のプレゼンテーションのためには百分間喋れるだけ勉強しろ、とかいう話を読んだ記憶がある(間違いかもしれないけど)。
 その話を基準に考えるんなら、少なくとも自分が出力したいもの(表現したい物かな)の十倍入力しとかないと、思ったとおりには出力できないと言ってしまっていいんじゃないかと思ってる。

 おお、真面目な事をいうてはる、オレ。